「SV S24 最終順位19位 最終レート2075 ゴリラッシャ攻めサイクル軸」

こんにちは。ズラーチと申します。皆さんS24お疲れ様でした。S24にて最終19位を取れたので記事を執筆します。拙い部分や読みにくい部分が多々あると思いますが最後まで読んでいただますと嬉しいです。

 

【使用構築】

レンタルID:MFLT5W

レンタルあるので興味がある方はぜひ使ってみてください!

 

【構築経緯】

S24は最終日が土日で朝の9時まで潜ることができるので自分の得意な攻めサイクルで結果を残したいと考えた。

S23の構築記事を見ていたら、S23のゆうた(アシレいぬ)さんの構築がかなり自分好みの構築だったのでこちらの記事を参考にして自分好みに構築をアレンジした。

m4hkmqy0esbsqvb.hatenablog.com

※掲載許可を頂きありがとうございます🙇‍♂️

 

①物理受けとして残飯ヘイラッシャを採用。

②原案では特殊受けとしてHDポリゴン2を採用されていたが、実際に使用してみたところ以下の点が気になった。

・シルク暁ガチグマは瞑想、挑発、嘘泣き、月の光のいずれかを持っていることが多く受けが安定しなかった。

・悪巧みサーフゴーに起点にされる。

・相手にかける負荷が少ない。

・対面操作技がない

これらを解決できるチョッキ枠を考えていたらゴリランダーという神ポケモンを見つけたので採用。

③物理アタッカーとしてSが早い、対面操作技がある、上記2体が苦手な毒菱を回収できる点を評価して原案通り鉢巻きオオニューラを採用。

④上記3体ではハッサム、デカヌチャン、アーマーガアなど格闘タイプが弱点ではない鋼タイプがきついため原案通り眼鏡ウルガモスを採用。

⑤ママングライや受けループ対策として原種ガチグマを採用。

⑥最後に特殊アタッカーがウルガモスしかいないので、行動保障がある特殊アタッカーとしてハーブブリジュラスを採用して構築が完成した。

 

 

【コンセプト】

グラスフィールド(以下GFと略します)を生かした攻めサイクル

・ローリスクハイリターンな技選択をする

・自分のプレイング、ポケモン達を信じる

 

【使用個体】

オオニューラ@拘り鉢巻き

特性:毒手

性格:陽気

テラスタイプ:ステラ

技構成

フェイタルクロー/インファイト/地獄突き/蜻蛉帰り

実数値

155-182(252)-80-×-101(4)-189(+252)

調整

準速マスカーニャ、最速Aキュウコン、ミラー意識で最速AS振り切り

 

上振れの猫。

初手に出すことが多く有利対面は通る技を打ち、不利対面は蜻蛉で帰ってクッションに繋いでいくのが基本的な動きとなる。蜻蛉する度に毒手チャレンジがあるのが偉すぎた。

初手ガブリアスと対面した時はステラインファイトでワンパンして早めに数的有利をとるようにしていた。(スカーフは個体数が少ないのできっていた)

ガブリアス側もオオニューラの氷テラバをケアして炎、鋼テラスを切ってくれることもありイージーウィンをすることができた。

オオニューラミラーはフェイタルじゃんけんをしていた。

物理耐久がペラペラで先制技に弱いので体力管理には気を付けていた。

テラスタイプは4種の技の威力を底上げできるステラ。

直近で2桁取れた4シーズン全ての構築にオオニューラが入っているので少し愛着が湧いてきた。

ゴリランダー@突撃チョッキ

特性:グラスメイカ

性格:意地っ張り

テラスタイプ:

技構成

ドラムアタック/10万馬力/蜻蛉帰り/グラススライダー

実数値

193(140)-176(+116)-110-×-122(252)-105

調整

GF意識でH16n+1、A11n、特殊クッションの役割を果たすためD振り切り

 

本構築のMVP。

環境上位のウルガモス以外の特殊アタッカーにかなり強い。

自然とイエッサン対策できているのもgood。

叩き落とすも欲しかったが、ガチグマやアシレーヌに大ダメージを与える「ドラムアタック」、キラフロル、サーフゴー、ブリジュラスに弱点を突ける「10万馬力」、後攻対面操作で高火力アタッカーを繰り出せる「蜻蛉帰り」、高火力先制技の「グラススライダー」は外すことができないためこの4つで技が完結すると思う。

GFが味方に及ぼす恩恵は大きく具体的に上げていく。

・オオニューラ→地震が抜群から等倍に

ヘイラッシャ→残飯と合わせて毎ターン体力が32回復(これが一番強い)

ウルガモスギガドレインの火力UP

・ブリジュラス→頑丈復活

・原種ガチグマ→火傷ダメージ相殺、草分けの火力UP

テラスタイプはガチグマのブラムやサーフゴーのゴルラ、ブリジュラスのメインウェポンを半減できる鋼。鋼で拾った試合が数えきれないほどあるのでこれで正解だったと思う。

S24では使用率が45位だが、かなり強いポケモンなのでもっと評価されてもいいと思う。

このポケモンを採用していなければ絶対19位を取ることができなかったので本当に感謝している。

ヘイラッシャ@食べ残し

特性:天然

性格:腕白

テラスタイプ:フェアリー

技構成

雪雪崩/地割れ/欠伸/守る

実数値

257(252)-120-176(+198)-×-93(60)-55(

調整

Bは11n、余りHD

 

S9振りに帰ってきた相棒。

久しぶりにヘイラッシャを使ったが最強だった。

先述したゴリランダーのGFと相性抜群で守るも絡めると体力が64も回復する。

物理アタッカーに繰り出したときは体力が4割くらいだったのに気が付けば体力MAXになっていることも少なくなかった。

受けループ以外のヘイラッシャで攻撃技がウェブタでなく、雪雪崩であるのは珍しいと思うがこれがかなり強かった。レギュHではドラゴンタイプが猛威を振るっているため氷タイプの技の需要が高いと思っていて、実際ガブリアスカイリューがテラスしないで突っ込んでくれることも多かった。

またS24で流行っていたスケショ渦カイリューにも強めで、最長眠りを引くことができれば雪雪崩3回で倒せるしテラスを切らせると地割れが通るようになる。残飯+GFの回復量で渦の定数ダメージもあまり気にならなかった。

今回も地割れを採用しているが自分はこの技をヤンキーでうっている訳ではなく、地割れを外してもリカバリーが効く場合にうつことが多いので自分にとって地割れはヘイラッシャを使う上で必須の技である。(自分はTODが嫌いなので早めに試合を終わらせたい理由もある)

交代際に出てくる特殊アタッカーに地割れを当てれば即勝ちみたいな試合も多く、ヘイラッシャはパオジアンと違って試行回数を稼ぐことができるので理にかなっていると思う。

テラスタイプは竜や悪を受けることができるフェアリー。

ウルガモス@拘り眼鏡

特性:炎の体

性格:臆病

テラスタイプ:炎

技構成

オーバーヒート/虫のさざめき/炎の舞/ギガドレイン

実数値

161(4)-×-85-187(252)-125-167(+252)

調整

CS振り切り、最速グライオンやデカヌチャンを抜くための最速

 

超火力蝶。

オオニューラが不利を取る鋼タイプ全般、コノヨザル、カバルドンラグラージが相手のパーティーにいる時に初手に出すことが多かった。初手オバヒで数的有利をとりながらクッションに引いて再展開する動きが強かった。

炎テラスオーバーヒート火力が高すぎて、ウルガモスを見て出てくるラウドボーン、ヘイラッシャ、ドオーの天然3従士を逆にカモることできる。

ステルスロックが痛すぎるので後続から出すのはあまりおすすめしない。

カイリューを後出しされることが多かったので氷、フェアリーテラバで奇襲するのも強そうだと思った。

受けループに対しても強めなのがgood。

テラスタイプはオーバーヒートと炎の舞の火力を上げることができる炎。

ブリジュラス@パワフルハーブ

特性:頑丈

性格:臆病

テラスタイプ:ステラ

技構成

流星群/ラスターカノン/エレクトロビーム/悪の波動

実数値

165-×-151(4)-177(252)-85-150(+252)

調整

CS振り切り、ブリジュラスミラーや最速サーフゴーを抜くための最速

 

匿名性が高い橋。

ウルガモスが選出できない時やヘイラッシャがきついキョジオーンや原種ガチグマが相手の構築にいる時に選出できる特殊枠として採用した。

ゴリランダーやヘイラッシャが相手のサーフゴーに飛行テラスを切らせやすいのでそこをエレビでワンパンする動きが強かった。

ゴリランダーのGFのおかげでステルスロックで頑丈が無くなってもすぐに復活するのも相性が良かった。

特性の頑丈のおかげで選出しても腐ることがなく、なにかしら仕事をしてくれるので使用感が良かった。

ブリジュラスというポケモンの型が多すぎるので、相手がこちらの型を誤って勝てる試合もあったので匿名性が高いポケモンは強いのだと改めて実感した。

テラスタイプは4種の技の威力を底上げできるステラ。

ガチグマ(原種)@火炎玉

特性:根性

性格:陽気

テラスタイプ:ノーマル

技構成

空元気/ぶちかまし/草分け/剣の舞

実数値

205-191(252)-126(4)-×-100-112(+252)

調整

AS振り切り、S+1でグライオン抜くための最速

 

全てを破壊する熊。

ママングライや受けループの対策、電気の一貫切りとして採用。

途中で@隠密マント ボディプハイボ暁ガチグマを使っていたが上手く使いこなせず原種に戻ってきた。

S23は地面技として地震を採用していたが、ゴリランダーと一緒に選出することも多かったのでぶちかましを採用した。耐久が下がることはそこまで気にならなかった。

受け崩し枠でありながら、スタンパにも選出できるため汎用性が高い点もgood。

このポケモンのおかげで今期も受け構築には高い勝率を保つことができた。

テラスタイプは空元気の威力を底上げできるノーマルテラスで採用。

個人的に性能も見た目も暁より原種の方が好きです。

 

【選出】

・基本選出

オオニューラorウルガモス+ゴリランダー+ヘイラッシャ

9割くらいこの選出をした。初手の高火力ポケモンで相手の1匹を先に倒し、クッションを仲介して再展開していくのが理想的な動き。こちら側は1匹でも失うとサイクルを回すことができなくなるので常に数的不利を取らないことを心掛けた。

・受けループ

初手ウルガモス+原種ガチグマ+ゴリランダー

初手グライオンが来ることが多いのでウルガモスでオバヒを選択。次のターンはハピナスに引いてくるので原種ガチグマに交代。相手の物理受けがヘイラッシャの場合はテラス空元気を選択し、エアームドの場合はウルガモスに交代。ウルガモスのテラス炎の舞はC上昇のおかげで後出しハピナスが受からないことが多いので突破することができる。受けループにはこの動きで簡単に勝つことができた。

 

【きついポケモン、並び】

・身代わり持ちポケモン

→ヘイラッシャの欠伸のターンに身代わりをされると相手に1ターンの猶予を与えてしまうためきつかった。すりぬけドラパルトを入れた方が良かったかもしれない。

 

・ステロ撒菱ガブリアス

→サイクルを回す構築なのでステロ撒菱が痛すぎる。

 

・ドラパルト

→環境最速の素早さを備えており、何をしてくるか分からないため相手にしていてきつかった。

 

・スタンパに入っているグライオン

→選出択になるため相手にしていて嫌だった。

 

【最終結果】

TN グレープグミ 最高最終2075

TN アップルパイ  最高最終2061

TN ジャンボリー  最高2034 最終1959

 

【最後に】

S24はランクマのモチベーションが爆上がりしてて、久しぶりに3ROM体制で挑みました。最終日の昼頃には3ROM瞬間1桁を達成することができ「今期は最終1桁いけるぞ」と思ってました。

しかし最終日の5時~9時になると上位勢の方達が一気にレートを上げてきたため順位がかなり下がってしまいました。急いで順位を取り戻そうとしたのですが間に合わず最終19位という結果でした。最終順位を更新できたのは嬉しいのですが、もしかしたら最終1桁とれたのかなと思うと嬉しい気持ちが9割で、悔しい気持ちが1割という感じです。

今までで一番強い構築を作ることができたのは良かったと思います。具体的な選出や動かし方などご質問があれば喜んで対応させて頂きます。

S25のランクマは仕事が忙しい&他の趣味を優先したいので12/27の仕事納めまではランクマを休止します。

次、本気で潜るシーズンでは最終1桁取れるように頑張ります。

S24対戦して頂いた皆さん、この記事を最後まで読んで頂いた皆さんありがとうございました。

 

スペシャルサンクス】

・ゆうた(アシレいぬ)さん

→S23の構築記事に出会わなければ最終19位は取れてなかったと思います。

 本当にありがとうございました。

・順位報告ポストにいいねやリプをくれる皆さん

→いつも力になっています。本当にありがとうございます。