こんにちは。ズラーチと申します。皆さんS23お疲れ様でした。S23にて最終2桁取れたので記事を執筆します。拙い部分や読みにくい部分が多々あると思いますが最後まで読んでいただますと嬉しいです。
【使用構築】
レンタルID:H04BC8
レンタルあるので興味がある方はぜひ使ってみてください!
【構築経緯】
S23は仕事が忙しく対戦数を稼げないことが分かっていたため、試合時間の短い展開構築を使おうと考えた。雨パ、砂パ、サイコパの3種類の構築を中盤にかけて使用していたところサイコパの使用感がとても良かったのでサイコパを軸にすることにした。
①サイコフィールドの展開要因としてスカーフイエッサンを採用。
②サイコパのエースとしてサイコシードオオニューラを採用。
③イエッサンやオオニューラを通す上でステルスロックは欲しいので、初手に出しやすく不利対面も命懸けできるHDオボンコノヨザルを採用。
④上記3体だとスカーフガブリアスに地震をうたれているだけで負けてしまうため、地面の一貫が切れて対面操作ができるゴツメアーマーガアを採用。
⑤ここまででAキュウコンの壁展開や、バトンギミック、積みアタッカーが厳しいのでHD残飯ラウドボーンを採用。
⑥最後にママングライや受けループ対策として根性原種ガチグマを採用して構築が完成した。
【コンセプト】
・サイコフィールド残りターンを逆算して最善の
選択をする
・自分のプレイング、ポケモン達を信じる
【使用個体】
イエッサン(オス)@拘りスカーフ
特性:サイコメーカー
性格:控えめ
テラスタイプ:エスパー
技構成
ワイドフォース/マジカルシャイン/トリック/アンコール
実数値
135-×-75-172(+252)-116(4)-147(252)
調整
CS振り切り、あまりD
展開要因でありながら、自身もエースになれるヤバイポケモン。
サイコフィールド状態のエスパーテラスワイドフォースで無振りガブリアスをワンパンできるほどの火力が出る。
レート2000以上の試合でも初手コノヨザルでステロを撒いて、イエッサンでエスパーテラスワイドフォースを連打しているだけで勝てる試合も多かった。
サイコフィールドが無くなると、途端に弱くなり起点にもなりやすいのでサイコフィールドのターン管理は常に意識していた。
物理耐久はペラペラだが特殊耐久はブリジュラスのC+1エレビを耐えるくらいはあるので特殊アタッカーに後出しすることもあった。
ノーマルタイプがかなり偉く、相手のサーフゴーにゴルラをうたせて裏のオオニューラの起点にできたり、拘りドラパルトに霊技を押しにくくさせることができる。
不意の悪テラスがかなりキツイので悪テラスの波動を感じたらトリックアンコールで動きを封じたり、オオニューラに交換したりした。
S23ではかなりメタられているポケモンだと感じたが、上手く展開できると3タテ量産してくれて非常に頼もしかった。
テラスタイプはワイドフォースの威力を底上げできるエスパーテラス。
オオニューラ@サイコシード
特性:軽業
性格:意地っ張り
テラスタイプ:霊
技構成
フェイタルクロー/インファイト/シャドークロー/剣の舞
実数値
181(204)-200(+252)-81(4)-×-101(4)-146(44)
調整
A振り切り、Sは最速80族抜き、余り耐久
イエッサンの相方。
基本的に3匹目に出して相手のポケモンを一掃することがこのポケモンの役割だが、場合によってはオオニューラで鋼、悪タイプのポケモンにテラスを切らせてイエッサンを通す動きもした。
サイコシードでDが上がるのでサーフゴーに後出しして剣舞で一掃する動きが再現性があって強かった。
毒ビシを回収できるのも評価が高い。
フェイタルクローという技が負け確の状況でもワンチャン勝ちに持っていくことができる最強の技だった。この技は命中率を90%に、追加効果引く確率を30%にした方がバランスがとれると思う。自分はノーリスクで相手にリスクを負わせるのは理不尽すぎる。
テラスタイプは霊か悪で悩んだが、鉄壁ボディプレアマガやサイコフィールドが切れた状態の神速カイリューに強く出れる霊テラスで採用した。
コノヨザル@オボンの実
特性:やる気
性格:意地っ張り
テラスタイプ:炎
技構成
実数値
217(252)-149(+4)-100-×-142(252)-110
調整
サーフゴー、暁ガチグマ、ブリジュラス意識でHD振り切り
炎テラス時、A177ソウブレイズのポルガイで確定でオボン発動
本構築のMVPで9割初手に選出した。
レギュHの環境ではコノヨザルが不利を取るポケモンがかなり減り、有利なポケモンが増えたため初手に出して事故ることはほとんど無かった。
ここまでHDに振ることでC+1ブリジュラスのエレビ+流星をオボン+ドレパンの回復量込みで耐えたり、暁ガチグマにドレパンの削りを入れながらステロを撒くことができる。
イエッサンとの相性補完もかなり良く、相手の初手シャドクロ襷オオニューラに憤怒の削りをいれた後でイエッサンですかしたり、相手のサーフゴーのゴルラ読みでコノヨザルに交代して憤怒の威力を上げたりすることができる。
炎テラスがかなり偉く、本構築で重いソウブレイズに対してポルガイをうたせた後の有効打点を無くしたり、Hバクフーンやウルガモスの炎テラス眼鏡効果力技に耐性を持つことができる。
コノヨザルがきついポケモンはじゃれつくマスカーニャとSが早い飛行テラバカイリューがいるが最終日付近はマッチングしなかったので助かった。
10月6に開催された「瑞青杯」の時もこのコノヨザルを採用していて、優勝に大貢献してくれた。
アーマーガア@ゴツゴツメット
特性:プレッシャー
性格:呑気
テラスタイプ:竜
技構成
ボディプレス/蜻蛉帰り/挑発/羽休め
実数値
205(252)-107-165(+196)-×-113(60)-64(S0下降補正)
調整
Bは11n、余りHD
補完枠①。
S23で数が多かった拘りマスカーニャとガブリアスへのクッションとして最高の働きをしてくれた。
ステロの通りが悪かったり、相手の構築にサーフゴーがいない時はコノヨザルの代わりに出すことも多かった。
受けループやママングライには100%選出し、挑発があることでグライオンやヘイラッシャにかなり強く出ることができる。
Sの実数値は最後まで悩んでいてアマガミラーで上から挑発をうつか下から蜻蛉をうつかで悩んだが挑発持ちアマガがあまりいなかったため後者を選択した。
テラスタイプはボックスにいた個体が竜テラスだったためそのまま採用した。
このポケモンにテラスを切る展開は非常に弱いため極力切らないような立ち回りを心がけた。
ラウドボーン@食べ残し
特性:天然
性格:図太い
テラスタイプ:水
技構成
フレアソング/シャドーボール/欠伸/怠ける
実数値
209(236)-×135(+20)-130-127(252)-86
調整
残飯効率を考慮して16n+1、Aキュウコンとサーフゴー意識でHDベース
補完枠②。
Aキュウコン展開、バトンギミック、稀にみるハリーマン等の小さくなる系統への対策枠として採用。
選出するときはコノヨザルとセットで出すことがほとんどでステロ+欠伸で盤面コントロールできるのが強かった。
S23のAキュウコンはミストフィールドを持っている個体がほとんどいなかったため欠伸の通りがかなり良かった。
初めてラウドボーンを使ったがフレアソングという技が100%でC+1、音技のため身代わり貫通と破格の性能をしており、フレソン+欠伸+怠けるだけで相手のポケモンを3タテしたこともあった。
最初はHBベースの悪テラスで採用していたが、サーフゴーのゴルラが痛すぎるためHDベースの水テラスに変更した。
選出率は低めだったが、基本選出では厳しい構築に対して高い勝率を出してくれて大活躍してくれた。
ガチグマ(原種)@火炎玉
特性:根性
性格:陽気
テラスタイプ:ノーマル
技構成
空元気/地震/草分け/剣の舞
実数値
205-191(252)-126(4)-×-100-112(+252)
調整
AS振り切り、S+1でグライオン抜くための最速
補完枠③。
ママングライや受けループの対策、電気の一貫切りとして採用。
上記のアーマーガアと一緒に選出することで受け構築をボコボコにできる。
受け破壊枠でありながら汎用性も高いので受け構築以外にも選出することもあった。
毎ターン定数ダメージを受けるので相手は守るや交換で定数ダメージを稼いでくることが多い。そのためサーフゴーに対して空元気をうったりグライオンに地震をうつことも多かった。技選択が難しいポケモンだが択を通すことができれば強いポケモンだった。
テラスタイプは空元気の威力を底上げできるノーマルテラスで採用。
個人的に性能も見た目も暁より原種の方が好きです。
【選出】
・基本選出
初手コノヨザル+イエッサン+オオニューラ
(相手の構築にサーフゴーやブリジュラスがいなかったり、ステロの通りが悪いときはアーマーガアを出すことも検討)
コノヨザルでステロを撒いてイエニューラでゴリ押す王道パターン。不利対面は命懸けでごまかす。この選出が出来た時は4~7ターンくらいで試合が終わることが多いので短時間で対戦数を稼ぐことができた。
・Aキュウコン軸
初手コノヨザル+ラウドボーン+イエッサンorアーマーガア
コノヨザルでステロを撒いた後、ラウドボーンの欠伸で壁ターンを枯らしながら相手のポケモンの体力を削っていく。残り壁ターンが1ターンになったらフレアソングで攻撃していく。
・ママングライ、受けループ
初手コノヨザル+アーマーガア+原種ガチグマ
相手の初手にグライオンが来て守ることが多いのでコノヨザルでステロを撒く。次のターンはアーマーガアに交換して挑発や蜻蛉で試合のテンポを掴んでいく。隙をみて原種ガチグマで相手の1匹を倒すことができればTODで逃げ切ることもできる。早めにグライオンの技構成を把握することが大事。
【きついポケモン、並び]
・ウルガモス+ヘイラッシャ
→眼鏡ウルガモスのオバヒが誰も受からない+オオニューラもヘイラッシャに止められてしまうため本当にきつかった。最終日に当たってボコボコにされた。
・キョジオーン
→個体数が少ないため対策を甘めにしていたが、最終日付近そこそこいてきつかった。8割くらい負けた。
→Aキュウコン軸への選出ポケモン全員のパワーが低いためガブリアスに好き放題される。ラウドボーンに早めにテラスを切り、アーマーガアとサイクルすることでごまかしていた。
・初手に出てくるじゃれつくハチマキマスカーニャ
→コノヨザルがワンパンされるので負け濃厚。個体数が少ないのできっていた。
・ガチグマより速いエアームド入りの受けループ
→後だしから鉄壁+羽休めでつまされるのでほとんど負けた。1度だけボディプレスに合わせてアーマーガアを出して勝った。
【最終結果】
TN グレープグミ 最高2071 最終2000
TN アップルパイ 最高最終2078
【最後に】
10月上旬頃は「今月仕事忙しくて時間とれないからランクマ休止しようかなー」と思っていたのですが、10月6日に行われた「瑞青杯」でチーム優勝できたことでポチべが一気に高まりランクマをすることを決断しました。
初めて使うイエニューラ構築は不安でしたが対戦数を重ねていくうちに錬度が高まっていき、シーズン中盤から終盤にかけて安定して勝つことができました。本構築は命中不安技が1つも無いのでストレスフリーで対戦できたことも大きかったです。
10月27日時点で瞬間8位と11位達成できたのですが、曜日的に厳しくて目標を最終2桁にシフトしました。アップルパイROMは31日の23時に最終2桁ラインにこれたので24~4時30分まで仮眠をとり、残りの時間はグレープグミROMで高みを目指したのですが勝ちきれませんでした。今までの最終日は時間が無ければ仮眠無しで潜ることも多かったのですが、S23は高順位を保つことができていたため体への負担も少なく感じました。
S24は最終日が土日でガッツリ潜れるので最終1桁目指して頑張ります!
構築や動かし方について詳しく聞きたい方はDMまでお願いします。
S23対戦して頂いた皆さん、この記事を最後まで読んで頂いた皆さんありがとうございました!